鑑定内容 |
【交通事故鑑定・ご相談の仕方、ご相談のコツ 】
交通事故は、被害者・加害者・家族・親族・友人など
大勢の人々を巻き込む場合が多くあります
ですから、当事者や親近者は
一種のパニック状態に陥りやすいと考えられています
そして、時間が経つにつれ、真相が見えはじめると
・・・事実が曲げられていたり、先方の言い分と違いが生じたり・・・
裁判などに発展するケースも珍しくありません
そこで、真実を証明する必要性が浮上してきます
そんな時に、的確なアドバイスが貰えたら
どれだけ、心強いでしょう
そこで、的確で心強いアドバイスを受ける方法を、お教えいたします
【ご相談のコツ 】
[ご相談頂く前に、ご相談される情報を整理して下さい]
① ご相談者は、どなた? (例:運転者の父など・・) | |
② あなたは被害者、加害者? (事故の当事者との関係) | |
③ 事故の状況は? (簡単な状況図をご用意ください) | |
④ 警察への届け日は? (事故証明を用意しておくと良いです) | |
⑤ 相手方が確認できるもの (住所・氏名や会社と保険会社・担当者) | |
⑥ 資料の状況 (準備書面・見分書・写真などの有無) |
【ご相談のしかた 】
・・・本当によく頂くご相談なのですが・・・
「わたしは、悪くないのに・・・悔しくて・・・」
(悔しい気持ちは、ほんとうに、よく解ります。)
ですが・・・私たちは、まず何よりも知りたいのは事実関係なのです
「お湯」を用いた具体例を挙げると
「温かい」「ぬるい」というのは評価であり、「40℃の湯である」というのが事実です
「評価」と「事実」を区別してお話してくださると、ご相談時間の短縮となりますよ
交通事故鑑定の電話相談で、一番多い質問は
No. 1 : 「交通事故の鑑定、出来ますか・・?」 | |
No. 2 : 「どうしたら良いのでしょうか・・?」 | |
No. 3 : 「いくらで鑑定できますか・・?」 |
です。
残念ながら、お電話だけの、相談では
「・・・分かりません・・・」
と言うのが答えとなってしまいます
誰かに相談にのってもらうためには、具体的に質問しなければ
答える側も「何に困っているのか」さえ「分からない」場合があります
交通事故の状況は、口頭でいくら説明されても
受け手には伝わりにくいのです!
ある日、突然、お電話を頂いて
「相手が突っ込んできた!・・わたしは悪くないんだ!・・いくらで鑑定できますか?」
↑
何を質問されていて、どのような回答をすればよいのか・・・さっぱり分かりません!よね^^;
では、交通事故鑑定の相談準備を始めましょう
まず始めに「事故の状況図」と「事故状況が解る写真」を用意しましょう
手元に資料が何もない場合は、手書きの図でも構いません!
状況図は簡単で結構です
道路の状況(車線や交差点名、経路)
信号、一時停止標示などの位置、それぞれの進行方向とぶつかった位置
「いつ」、「どこで」、「どんな事故が起きたのか」
「どんな問題が起きているのか」
そして、あなたは「どう解決したいのか」
それと「相談者の方の連絡方法」を知らせて下さい
最後に、郵送orメールの準備をし送り出します。 送り先は→ 所在地 ←
簡単でしょ (^^b
質問/相談の仕方としては、先に資料を送ります
お電話を頂き、都合の良い時間に、相談時間を決めます
そして専門家と電話相談です
まず、交通事故の状況をわかる範囲で説明し
その結果、どのように問題解決したいのかを質問しましょう
まったく解決方法の検討がつかない場合は
どのような検討方法があるかを質問いただければ
列挙してお答えしています
一番の理想は、ある程度、交通事故の状況や資料を整理しておいて
解らないところだけをピンポイントで質問すれば、答えるほうも答えやすくなります
質問やご相談は、丸投げしないこと
せっかく、相談したのに相手に伝わらなければ・・・。(;>_<;)。
事態は好転しませんよ
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