鑑定内容 |
【筆跡鑑定/バイオメトリクス】
筆跡は印鑑とともに古くから個人の識別に用いられてきた方法です。
印鑑と異なり人間の癖が表れることから、バイオメトリクス技術に含まれます。
しかし、筆跡は印鑑と同じく偽造が絶えません。
筆跡の偽造はある程度の訓練を積めば
他人の筆跡をまねること自体不可能では無いからです。
実際にインターポールの手配者資料などには、偽造筆跡訓練のため○○時間
費やしている。と記されている人物が大勢います。
そのような偽造を見破り、精度の高い筆跡の識別を行うためには
基となる、筆跡の詳細なデータが必要となります。
詳細な筆跡データとは、ただ単に筆跡の写真画像を記録として
保存するだけでは情報不足なのです。
Cyber-SIGN
ここで紹介するのは、世界に先駆け筆跡自動認証システムを構築した
「ウィッツェル(株)」の筆跡認証製品「Cyber-SIGN」です。
筆跡による個人認証システムでは、タブレットを用意し、
認証時にその場でサインをする方式が多いと考えられます。
この方法なら筆圧やペンの速度もリアルタイムで識別が可能です。
また、書き順の癖なども判断の材料とする事も可能になります。
筆跡者本人だけが持つ筆跡運動のクセで個人識別を行う
サイバーサイン、独自の新技術「動的署名照合」システム
サイン照合の仕組み X座標、Y座標ごとのストロークとその筆圧により照合を行う
Cyber-SIGN/サイン照合の仕組み
「Cyber-SIGN」はサインの形状、筆圧、書き順、空中でのペンの動き、
ペンのスピードなどを総合的に調べる「動的署名照合システム」です。
サインだけでなく、イラストや記号も認識可能で、
もちろん漢字による日本語のサインも認証できます。
仮に他人がサインをまねたとしても、筆跡はある程度まねられるかもしれないが、
微妙な書き順や空中でのペンの動き、ペンのスピードなどまでまねることは難しいでしょう。
また、経年変化(年とともに癖が変化する)を自動学習するので、
継続して使用すれば長期にわたる利用が可能となります。
応用分野としては、社内会議/決済システム、リモートログインの認証、電子商取引の受発注、
電子マネー、入出門管理、勤怠管理、会員照会などがあります。
自動認証の今後
現在は、法人向け認証システムとしてのみの営業活動しか行われていない様です。
もし、一般化・標準化に成功すれば・・・。
(筆跡データバンクとか出来るとすれば・・・)
例えば①
ネット普及による、アニメ・漫画・イラストなどの深刻化する著作権侵害事件。
パクリ行為の強力な抑止力になりますよねぇ~
だから安心して自分の作品、ネット上に発表できますよぉ。
美術やデザインの世界に革命起きるかもね~^^。
例えば②
公文書の偽造事件。
遺言書や契約書など自分の筆跡データ登録しとけば・・・
どんなに改ざんや偽装されても、認めないも~ん^^;
と・・・・考えれば考えるほど、待ちどうしぃなぁ~。
お問い合わせ等は → ウィッツェル株式会社
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