筆跡鑑定

鑑定内容

 

【よくある質問】

 

みなさまより、良くいただく質問をまとめてみました

よくある質問-筆跡鑑定

ご参考になれば幸いです

 

コピーされた書類文字の筆跡鑑定をお願いしたいのですが?
可能です。・・・ですが、精度は落ちると思われます。
  コピー文書 vs コピー文書では「判定不能」になる場合も思慮されます。ご相談下さい。
コピーされた印影の印章鑑定をお願いしたいのですが?
残念ですが、困難です。
  コピー印影には、朱肉の付着状態の検査や偽造印影の可能性の検証など、さまざまな
  検査に支障をきたします。 さらに、印影は紙質と朱肉成分により収縮し変化します。
  ですから、コピー印影を鑑定の対象には出来ません。
印章鑑定をお願いしたいのですが、資料は何が必要ですか?
印顆と疑問資料の原本が必要です。
  印顆は毎日使用するので、鑑定資料として貸し出せない。
  その場合は、弊所にお持ち込み下さい。15分程度で撮影と測定を実施し、ご返却いたします。
契約書などの記載氏名のみの、筆跡鑑定は可能ですか?
可能です。
  契約書や委任状などの署名や住所からの筆跡鑑定は、同じ文字による異同識別となります。
  この場合は、「同じ文字(漢字)が最低4文字」必要です。
  ※ 筆跡が偽造された物の場合も「最低4文字」ですが、精度を高めるために、
  たくさんの文字を用意、頂ければ、ご期待を裏切らない報告が出来ると思います。
算用数字だけの筆跡鑑定は、可能ですか?
理論上は可能です。・・・実務上は困難です。
  算用数字、平仮名、カタカナなどは、字画が少ないために、筆者特徴が出にくいのです。
  筆跡鑑定資料としては、不十分な物と言えます。
同じ文字がありません、筆跡鑑定は可能ですか?
可能です。・・・但し、検証文字数が多くなければ困難です 
  出来るだけ多くの文字を、検証する必要があります。
  文字数の多い物を、ご用意ください。(遺言状と日記の鑑定などです)
  文字数が少なく、例えば: 「横浜」と「福岡」だけを筆跡鑑定する事は困難です。
書き足し改ざん(加筆挿入の疑いがあります)の書類の筆跡鑑定は可能ですか?
可能です。・・・光学分析や画像解析で識別可能です。
  ※原本による解析は可能です。(コピー文書からの書き足し改ざん判明は困難です)
コピー機を利用し偽造された疑いがあります。鑑定は可能でしょうか?
資料により可能です。・・ご相談下さい。
  文書を偽造し、そのコピーを解析する事は、困難です。
いつ頃、書かれた物か知りたい。
残念ながら、困難です。
  筆跡の記載時期を判断できる学術的検査方法は、まだ確立されていません。
  ですから、筆跡はいつ記載されたものなど、時間の特定は困難です。
  ※特殊例:古代美術品などの署名インクの成分分析を行い、おおよその書かれた年代の判明は可能です。
書かれた筆跡から筆者の人格や性格が解りますか?
困難です。・・・科学的に証明されていません。
  筆跡から人格や性格を判定できる学術的・科学的解析方法は確立されていません。
筆跡が男性のものか、女性のものか知りたい。
困難です。・・・科学的に証明されていません。
  筆跡から「性別」「年齢」「職業」などの識別は不可能です。
鑑定前に、本人よる筆跡か、異筆者なのか知らせて下さい。
困難です。・・・筆跡鑑定は、占いや魔法ではありません。
  ある弁護士さんが、「じゃ~筆跡鑑定出せない」よ!
  それって、デタラメ書けって言ってるのと同じでは?
  もし、検査前に結果が判定できるのであれば、←騙されていません?
筆跡鑑定を研究する学会は「無い」と報道されていますが?
筆跡鑑定及び筆跡を研究する学会は「御座います」多くの研究が報告されています。
  日本法科学技術学会では、膨大な科学的研究データの蓄積があり、この学会で警察の
  法科学研究者・大学関係の研究者・民間企業などの研究者による筆跡鑑定が研究され
  報告されています。
  さらに、情報処理学会では、コンピューターを利用したペンタブレット等による筆跡鑑定の研究が
  行われており、科学的筆者識別の研究が報告されています。
  書学書道史学会日本書道教育学会では、筆跡や文字の研究も行われています。
  鑑定人を選定する際には、どの学会に所属する学者なのか聞いてみると良いですよ。^^

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