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鑑定内容

 

著者紹介

 

【福島弘文 フクシマ ヒロフミ】

 

 警察庁 科学警察研究所 所長


 信州大学医学部 法医学教室 教授


 本書は好評だった「TEXT法医学」の内容を全面的に引き継ぎ、再編成した新版である。


 新進気鋭の執筆陣を加え、内容の見直しを行ない、日々進歩する医学や多様化する社会の

 情勢にあわせ、知見の更新・図版の充実をはかっている。



 特筆すべきは、巻頭口絵に重要となるカラー写真を多数掲載、本文中にも図版を配し、

「視る法医学」の教科書をめざした。

 

 

 

著 者: 福島弘文/編 
タイトル: 法医学
出版社: 南山堂
値 段: 5,500円(+税)
内 容: 下記参照

 

 

《目次》 
1 法医学総論
I.法医学の社会的役割と歴史
 1.法医学の社会的役割 2.世界の法医学の歴史
II.法医学の業務,鑑定
 1.検査の対象 2.検案・検視・監察医制度 3.鑑定
III.法医解剖と解剖資格
 1.法医解剖 2.解剖資格と専門医

2 個体死・死体現象
I.個 体 死
 1.ヒトの死 2.脳 死
II.死 体 現 象
 1.死体現象と死亡推定時刻 2.早期死体現象 3.晩期死体現象 
 4.物理的損壊 5.食後経過時間

3 内因による死
I.突然死(内因性急死)と法医学
 1.突然死とは,内因性急死とは 2.突然死の社会医学的意義と問題点
 3.突然死と救急医学
II.突然死の疫学
III.突然死の原因となる疾患
 1.虚血性心疾患 2.虚血性心疾患以外の心疾患 3.大血管疾患など
 4.脳血管障害 5.呼吸器疾患 6.消化器疾患 7.腎・尿路疾患
 8.アルコール関連障害 9.内分泌・代謝性疾患 10.産科的疾患
 11.感染症 12.悪性腫瘍・血液疾患 13.その他の疾患

4 外因による死
I.損 傷
A.総 論
 1.皮膚の構造と損傷 2.損傷の分類法 3.創傷の観察と記載法
B.各 論
 1.皮膚の連続性が断たれた創傷 2.皮膚の連続性が保たれた創傷
 3.軟部組織の損傷 4.骨の損傷(骨折) 5.内部臓器の損傷
 6.損傷と死因 7.交通事故損傷
II.窒 息
 1.窒息総論 2.頚部圧迫による窒息 3.気道閉塞による窒息
 4.低酸素環境による窒息(解放性窒息) 5.その他の窒息(呼吸運動障害など)
III.異常環境による死
 1.温度異常 2.放射線障害 3.感電(電撃傷)
 4.異常気圧による傷害 5.爆発
IV.中 毒
A.総 論
 1.毒物および中毒 2.薬毒物の分類 3.発見の条件 4.中毒発生の原因
 5.薬毒物の代謝と排泄 6.中毒および中毒死の判定
 7.薬毒物分析用の試料採取とその保存 8.薬毒物分析
B.各 論
 1.有毒ガス 2.医薬品 3.工業用化学物質
 4.農 薬 5.自然毒 6.アルコールの法医学

5 小児の法医学
I.嬰 児 殺
 1.嬰児殺とは 2.胎児の発育程度と生活能力 3.生死産の別
 4.出生後の生存期間 5.死因
II.児 童 虐 待
 1.歴史的背景 2.虐待の方法 3.虐待の加害者および動機・原因
 4.死体所見 5.臨床医としての注意点 6.疫学・予防
III.小児 の 突然死
 1.基礎疾患に基づく急死 2.乳幼児突然死症候群

6 性に関する法医学
I.妊娠,分娩,中絶
 1.妊娠,分娩 2.流産と早産 3.堕胎 4.死産 5.母体保護法
II.性 の 異常
 1.性の異常 2.性欲の異常
III.性 犯 罪
 1.犯法的性行為 2.法医学的検査

7 遺伝形質と親子鑑定
I.血 液 型
 1.血液型の発見 2.血液型抗原の構造 3.糖鎖で構成される血液型抗原
 4. アミノ酸配列で構成される血液型抗原 5.血清型・酵素型
 6.ヒト白血球抗原 7.血液型と臨床
II.DNAの多型
 1.配列の長さに基づく多型 2.その他のDNA多型
 3. 多型形質の有用性を表す指標
    ―ヘテロ接合度とPIC
III.親 子 鑑 定
 1.親子鑑定の意味 2.検査方法 3.確率計算

8 物体検査と個人識別
I.物 体 検 査 福島弘文
 1.検査の意義と取り扱い注意事項 2.血痕検査 3.精液・腟液
 4.唾液 5.毛髪 6.尿・糞便・胎便 7.組織片検査
II.個 人 識 別
 1.個人識別の意味 2.皮膚紋理 3.骨による身体測定
 4.DNA多型分析による個人識別
 5.歯 牙 6.顎顔面形態による個人識別

9 死体の検査と事務的処理
I.異状死の判断と死体検案
A.異状死体とは
 1.法律上の異状死体 2.異状死ガイドライン
B.死 体 検 案
 1.検案・検視 2.死の確認 3.検案の実際
II.大規模災害時の法医学的対応
 1.法医学的になにを求められるのか 2.死因
 3.死亡時刻 4.身元確認
III. 死亡診断書(死体検案書)の作成
 1.死亡診断書(死体検案書)の役目
 2. 死亡診断書(死体検案書)発行の義務
 3.死亡診断書と死体検案書の区別
 4. 死亡診断書ならびに死体検案書の記入方法
 5.死亡診断書ならびに死体検案書の訂正
 6.死産証書(死胎検案書)の作成

10 医と法
I.医師に必要な法律概念
 1.法的な存在としての医療 2.法と倫理 3.法と法律
 4.公法と私法 5.法と裁判
II.医師の法的地位
 1.医師の資格と名称独占 2.医師の業務と業務独占
 3.医師であることから生ずる義務
III.医師と患者の関係
 1.医療行為 2.インフォームド・コンセント 3.医療契約(診療契約)
 4.医療事故,医事紛争

11 関連法規集
 1.医 師 法
   医師法   医療法施行規則
 2.医 療 法
 3.刑 法 関 係
   刑法   軽犯罪法   刑事訴訟法
   児童買春,児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童保護等に関する法律
 4.民 法 関 係
   民法   戸籍法   民事訴訟法   弁護士法

 5.医 療 関 係
   死体解剖保存法
   医学及び歯学の教育のための献体に
   関する法律   食品衛生法   検疫法
   麻薬及び向精神薬取締法   覚せい剤取締法   あへん法
   大麻取締法
   サリン等による人身被害の防止に関する法律
   臓器の移植に関する法律  母体保護法
   保健師助産師看護師法   予防接種法
   医師の関係届出義務一覧

 

 

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